日本共産党志位和夫委員長は21日、国会内で会見し、「北朝鮮に『ロケット』発射計画の中止を求める」との声明を発表しました(日本共産党中央委員会のホームページ参照)。

志位委員長は、同日、藤村修官房長官と官邸内で会談し、野田首相あてに「声明」を届けるとともに、日本政府として、「ロケット」発射をやめさせるための外交努力をつくしてほしいと要請しました。特に、韓国の李明博大統領が26~27日にソウルで開かれる核安全保障サミットで、6カ国協議に参加している(北朝鮮以外の)5カ国の首脳が集う機会に、発射阻止の連携を強める考えを示していることにふれて、「発射をやめさせるためにこうした機会をとらえて発信することも大切ではないか」と提起しました。藤村官房長官は、「(発射を)やめさせる外交努力を強めたい。核安保サミットでの発言をという提起は、貴重なご提案として、総理に伝えます」と応じました。
【2012年3月22日付「しんぶん赤旗」に掲載】