公明党の東順治副代表は8日の衆院予算委員会で、民主党の衆院比例定数80削減計画について、「比例を舞台に当選してきている中小政党に寄せられた民意を削減する形での定数削減は、民主主義に逆行する」と主張しました。

東氏は衆院選挙制度に関する各党協議会の状況について、「比例からのみ削減という民主党の姿勢が足かせになっている」と指摘。野田佳彦」首相は「民意を削減しない制度改正というのはその通り。持説をずっと押し通してつぶそうという気はない」と答えました。
【2012年3月9日付「しんぶん赤旗」に掲載】