日本共産党志位和夫委員長は8日、国会内で記者会見し、衆院を通過した2012年度予算案について、消費税を大増税し、あらゆる分野で社会保障を切り捨てる『一体改悪』に踏み出す最悪の予算案だ」と批判しました。

志位氏は、日本共産党として抜本的な対案を示して論戦してきたと述べ、「政治の姿勢を変えれば消費税に頼らなくても社会保障充実と財政危機打開の道はある。引き続き参院でもこの立場を堅持して、議論を通じて消費税大増税には道理がないこと、私たちの対案にこそ道理があることを示していきたい」と語りました。
【2012年3月9日付「しんぶん赤旗」に掲載】