75歳以上の高齢者が加入する後期高齢者医療制度で保険料が払えず滞納し、差し押さえを受けた人が2010年度、全国で1792人にのぼることがわかりました。日本共産党田村智子参院議員に厚生労働省が4日までに明らかにしたものです。後期高齢者医療制度では収入が少なくても75歳以上の全員に保険料が課され、全額免除には厳しい制約があります。保険料は2年ごとの改定で、75歳以上の人口と医療費の増加に伴い際限なく上昇していきます。4月から東京では平均で年間9万円を超えます。
【2012年3月5日付「しんぶん赤旗」に掲載】

松下ゆたかのコメント民主党はこの制度について「廃止」を公約していました。この公約を投げ出してしまった民主党・野田政権に喝ッ!日本共産党は先ほど発表した『提言』で、2010年代末までに「医療費の窓口負担を『子どもは無料、現役世代は2割、高齢者は1割に引き下げる』」とすることを発表。将来はヨーロッパのように「医療費の窓口負担をゼロにする」ことを発表しています。ぜひ、日本共産党の『提言』をご覧ください。「しんぶん赤旗」にも詳しく掲載されています。