ドイツ西部ケルンでこのほど、17世紀に「魔女裁判」で有罪判決を受け、火あぶりの刑に処せられた女性の名誉回復に向けた再審手続きが385年ぶりに始まりました。
この女性はカタリーナ・へノートさん。1627年に魔術を駆使したとして有罪判決を受けました。無罪の主張は受け入れられず、拷問を受けた末、火あぶりにされました。
再審は、魔女裁判を研究している牧師のハルトムート・テーゲラー氏が請求しました。同氏は魔女裁判は基本的人権と人間の尊厳を侵害していると強調。「再審手続きが始まり、名誉回復の可能性が出てきたことは喜ばしい」と話しています。
【2012年2月20日付「しんぶん赤旗」に掲載】
この女性はカタリーナ・へノートさん。1627年に魔術を駆使したとして有罪判決を受けました。無罪の主張は受け入れられず、拷問を受けた末、火あぶりにされました。
再審は、魔女裁判を研究している牧師のハルトムート・テーゲラー氏が請求しました。同氏は魔女裁判は基本的人権と人間の尊厳を侵害していると強調。「再審手続きが始まり、名誉回復の可能性が出てきたことは喜ばしい」と話しています。
【2012年2月20日付「しんぶん赤旗」に掲載】