日本共産党志位和夫委員長は16日、国会内で記者会見し、橋下徹大阪市長による職員への思想調査について「無法行為の矛先は市職員だけでなく、全市民・国民にむけられているーー違憲・違法な『思想調査』をただちに中止せよ」との談話を発表しました。
※全文は日本共産党中央委員会ホームページ参照。

<橋下市長 反論出来ず>
橋下徹大阪市長は16日、都内での会見で、日本共産党志位和夫委員長が同市職員に対する思想調査を「ファッショ政治」と批判したことについて記者から問われて、「日本にはいろんなチェック機関があるのだから、そういうところでチェックされればいい」「法律に違反しているとか、手続き上問題であるということになれば、しかるべき機関から修正を求められることになるから、それは民主主義のルールの中で進めていけばいい」などと述べました。

志位氏の違憲・違法との指摘に反論できず、自らの正当性を主張することができなかったものですが、「はじめから全員の合意を得るようなことを考えてやっていたら、きちんとした調査なんかできない」と開きなおりました。
【2012年2月17日付「しんんぶん赤旗」に掲載】