若手バレエダンサーの登竜門として知られる「ローザンヌ国際バレエコンクール」第40回大会の最終審査が4日、スイス・ローザンヌで行われ、神奈川県出身で東京都町田市の私立和光高校2年生の菅井円加(まどか)さん(17)=佐々木三夏バレエアカデミー=が優勝しました。菅井さんはコンテンポラリーダンス部門でも優勝。初の海外遠征で快挙を成し遂げました。

同コンクールでは1989年に熊川哲也さんが金賞、83年に吉田都さんが入賞しています。菅井さんは授賞式後に取材に応じ、「優勝は信じられない。まだ踊りの夢のん中にいる感じです」と喜びを語りました。

同コンクールは、プロをめざす15~18歳の若手ダンサーの発掘と育成が目的で、73年から開催されています。
【2012年2月6日付「しんぶん赤旗 」に掲載】