世界各国の政府首脳や企業経営者、学識経験者らが地球規模の課題を議論する世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)が25日、スイス東部の保養地ダボスで開幕しました。会期は29日までの5日間。

テーマは「大改革・新たなモデルの構築」。金融危機に続く欧州債務問題の深刻化で、失業者増大や貧富の差の拡大に歯止めがかからず、「今の資本主義は時代遅れ」(シュワブ世界経済フォーラム会長)との批判が強まる中で、新たな考え方を模索するとともに、改革について話しあいます。
【2012年1月27日付「しんぶん赤旗 」に掲載】