全日本卓球選手権5日は21日、東京体育館で行われ、女子シングルス決勝で福原愛が石川佳純を4-1で破り、同種目出場13度目で悲願の初優勝を果たしました。福原は準決勝で平野早矢香に4-0で快勝し、初めて決勝に進出。決勝でも強気な攻撃で石川の連覇を阻む、会心の勝利でした。

この大会で福原はバックに頼らずミスをしてもフォアを振り切り、気持ちの弱さを克服し、悲願の初優勝を勝ち取りました。勝った瞬間、福原は左手に力を入れ小さくガッツポーズを取りしばし呆然。「夢なんじゃないか」と言った。何度も何度も挑戦しても届かなかった栄冠に、気持ちを強くして壁を乗り越えてくれました。もう“愛ちゃん”と呼ばない。福原愛さんにあっぱれ!