<消費税増税法案>国民への挑戦=首相「年度内に提出」野田佳彦内閣は30日の関係5閣僚会合で、消費税率を2014年4月に8%へ引き上げ、さらに15年10月に10%へ引き上げることを盛り込んだ「社会保障・税一体改革」の素案原案を決定しました。野田首相は来年1月第1週に素案として決定し、消費増税などの法案を今年度末までに国会提出すると明言しました。 日本共産党 の市田忠義書記局長 は30日、「大増税阻止に全力をあげる」との談話を発表しました。 【2011年12月31日付「しんぶん赤旗 」に掲載】 【松下ゆたかのコメント】 2年前に政権に就いた民主党は、国民への公約をことごとく投げ出して国民生活を破壊してきました。まるで「詐欺師」のような悪政の連続です。そして、よりによって大震災で苦しむこの年の終わりに、「大増税」と「社会保障大改悪」のダブルパンチを私たち国民の頭上に振り下ろしてきたのです。本来、政治というのは国民生活を守り、希望と展望を示すものです。その政治が、牙をむいて国民に襲いかかってきたのです。 新しい年は、この暴走内閣を追い詰め退治する年にするとともに、2度とアメリカ・財界いいなりの悪政を継続させないために、ストッパーをかけなければなりません。悪政のストッパーとして、安全運航のパイロットとして、ぜひ日本共産党 を応援してください。新しい年が、希望を実現させる年となりますように、力をあわせてがんばりましょう。