政府は20日の安全保障会議で、F4に代わる航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)として米ロッキード・マーチン社製のF35Aを決定し、閣議で了承しまし た。一川保夫防衛相は、同機の選定理由について「性能面」を強調。防衛省は、「敵基地攻撃能力」の付加を強調しています。

F35は、レーダーに捕捉されにくいステルス性に優れているとされています。主力戦闘機の主任務である「防空」を踏み越えて、「空対地攻撃能力」=敵基地攻撃まで想定されています。憲法上も問題視されています。

1機あたりの調達価格は2012年度予算ベースで99億円としています。最終的に42機を導入する方針ですが、今後、維持費も含めれば総額1兆円に達するとの見方もあります。
【2011年12月21日付「しんぶん赤旗 」に掲載】

松下ゆたかのコメント

世界一の借金 大国で、しかも今後震災対策に莫大な予算が必要というこの時期に、最新鋭の戦闘機を買い込むなどとんでもありません、しかも、「防空」の限界を乗りこえ て、周辺国を挑発する性能を有するものです。性能検査で不具合を指摘されていることを承知で買い込むというのです。大空にまでばら撒く税金のムダづかいを やめて、震災復興、年金・医療・介護にまわせ!ドジョー内閣に喝ッ!