2011年の日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)で活躍した選手の表彰式が26日に都内で行われ、無敗で初優勝したINACのFW川澄奈緒美選手が最優勝に(MVP)に選ばれました。チームで主将を務める川澄は、同じINACのFW大野忍と並んで得点王となるなど活躍しました。

ベストイレブンには、日本代表でワールドカップ(W杯)ドイツ大会の世界一に輝いたメンバーが並びました。INACからは最多の6人が選ばれ、川澄、大野の他にMF沢穂希、GK海堀あゆみ、DF近賀ゆかりと田中明日香が選ばれました。アジア・サッカー連盟の年間女子MVPとなった宮間あや(岡山湯郷)も入りました。

川澄は「あっという間の1年だったけれど、内容が濃かった。今後もMVPに恥じないようにプレーしたい」と話しました。沢は「W杯から帰国後、体調面の管理が大変だった。来年も頑張りたい」とロンドン五輪に向けて抱負を述べました。
【11月27日付「しんぶん赤旗 」に掲載】