市田 氏は、▼▼陣営のビラに「維新の会ってどくさいじゃないの?」との質問がたてられていることをあげ、「パンチが効いてきた証拠だ」と指摘。回答は「維新の会」の「決断力と実行力」を強調しているだけで、言い訳にもなっていません。市田 氏が「話し合い抜きの独断による『決断力と実行力』を自慢することを世間では独裁というのではないか」と訴えると、聴衆から「そうだ」の声と拍手が起こりました。

市田 氏は、▼▼氏の議会否定の言動を告発した上で、「日本共産党 は議会制民主主義を何よりも大切にするからこそ『独裁政治を許さない』の一点で◎◎氏を自主的に支援しているのです」と訴え、大きな拍手を受けました。

▼▼氏は、行政の運営でも「独裁」です。市田 氏 は、▼▼氏が著書『体制維新』の中で、「意思決定のルール」について「論理的に5部5部」でも「論理的に負け」ても「僕が政治的に選択」などと書いている ことにふれ、「結局、決めるのは自分(▼▼)ではないか」と本質をずばり。「大阪市役所が持っている力、権限、お金を一回むしりとる」という「大阪都構 想」についても、まともな説明もできないのに、選挙で勝てば問答無用で進めるつもりだと批判しました。その上で、これまでも▼▼氏が知事として、府民の暮 らしを切り捨ててきたことを告発。「都構想」の正体は、大阪府と大阪市の権力を一手に握る「大阪まるごと乗っ取り宣言」だと強調しました。<中略>
【11月24日付「しんぶん赤旗 」に掲載】