「二重ローン」救済へ幅広い債権買い取りをすすめる東日本大震災事業者再生支援機構法が21日の参院本会議で、みんなの党をのぞく各党の賛成で可決、成立しました。日本共産党 はこれまで、国の責任で債権を買い取る仕組みをつくり、中小事業者らを幅広く救済し、国民に負担を押し付けない制度を求めてきました。

成立した機構法では国が関与する再生支援機構を設立し、中小零細、農林漁業、医療福祉、など幅広い事業者を支援。早く買い取りをすすめるために、後から国と金融機関で損失を分担する仕組みも盛り込まれました。

日本共産党 は、政府の産業復興機構で対象外とされる事業者を幅広く救済するよう求めるとともに、債権の買い取りと融資など現在ある産業復興機構が幅広い被災者を支援するよう求めています。

松下ゆたかのコメント

「二重ローン救済法」は議員立法で提案され、実現しました。3・11大震災発生直後から被災地に足を運んで業者の訴えに耳を傾け、政策化し、国会に届けた大門実紀史参院議員 を先頭にした共産党国会議員 の果たした役割はきわめて大きいものがあります。みんなの党をのぞく超党派のみなさんにあっぱれ!