現行の衆院小選挙区比例代表並立制が導入された19944年当事に自民党総裁を務めた河野洋平前衆院議長は21日、BSフジの番組で「今の制度はうまくいっていない。志と違う。(状態になった)ことを非常に残念と思うと同時に、皆さんに申し訳ない」と陳謝しました。

河野氏は、小選挙区制を導入した当事の狙いは腐敗防止や派閥解消だったことなどを説明。しかし、「政治にかかるカネは以前とそう変わっていない」「民主党政権で(事実上の)派閥がどんどんできている」と指摘しました。
【11月22日付「しんぶん赤旗 」に掲載】

松下ゆたかのコメント

悪しき元凶である小選挙区制を廃止し、国民の声が国会にとどく選挙制度を今議会で必ず実現させましょう。そして、“失われた20年”をとりもでし、真に国民が主人公の新しい日本をつくりましょう。