日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)は12日、ホームズスタジアム神戸などで第17節の3試合が行われ、首位INACが狭山を4-0で下して通算12勝3分の勝ち点39とし、最終節の1試合を残して初優勝をきめました。INACは今季、日本代表で中心選手の沢が日テレから移籍するなど選手を補強し、無敗の快進撃を見せました。I

INAC快進撃の背景には、個の能力の高さに加え、チームが連動したことがありました。代表選手7人を擁するチームは高い技術を存分に発揮する戦術で相手を圧倒した。パスの出し手と受けての連係で裏をつくプレーなどによって、多くの得点を生んだ、得点ランキングのトップに大野、、川澄が並び、失点もリーグ最少。安定的にたたかった。
【11月13日付「しんぶん赤旗 」に掲載】

松下ゆたかのコメント

これまで「手弁当」並みの待遇で頑張ってきた選手も観客動員数が増え、笑顔がはちきれそう。やはり、INACの存在は別格だ。川澄に加え、日テレから沢、大野ら4人が加入し無敵のチームになった。ロンドンオリンピックでの金メダルを奪取する中核的存在として、がんばってほしい。