TPP(環太平洋連携協定)交渉参加断固反対鳥取県大会が23日、鳥取市で開かれ、約1100人が参加しました。農業関連15団体が主催し、共催に鳥取県、県市長会、県町村会、県医師会、県森連、県漁協、新婦人県本部、県農民連、県革新懇、県労連などが名を連ねました。

JA鳥取県中央会の高見敏雄会長は、TPP反対の署名が県内で13万1755人分集まったことを報告。「TPPは農業を崩壊させ、地域経済に重大な影響を与え、医療、食品安全、金融、保険などの制度を米国の要求通りに改悪するものです。世界の食糧はひっ迫し、食料安全保障の確立は急務です」とのべました。

作家の関岡英之氏が講演し、TPPで日本の農業、医療、金融、企業、土地、復興事業、を米国企業のビジネスにさせてはならないと訴えました。各団体の代表、県選出の国会議員が連帯あいさつ。参加者は「TPPから日本の食と暮らし、いのちを守り、断固反対していく」との大会宣言を採択しました。

松下ゆたかのコメント

とにかくスゴイ!右から左まで勢ぞろいして反対集会を成功させたのは、鳥取が初めてです。私は、9・19さようなら原発集会に参加しましたが、「60年安保反対集会の再現?」という感慨をもちました。“山が動き出した”-そんな感じを強くしています。日本は捨てたものじゃないー悪い政治を退治させる、大きな国民運動を広げに広げて希望がもてる日本をつくりましょう!