リビアの暫定政権、国民評議会の当局者は20日、42年間リビアを支配してきた元「最高指導者」カダフィ大佐が暫定政権側の戦闘員によって殺害されたことを明らかにしました。反カダフィ派の連合体「国民評議会」は、カダフィ派の最後の拠点、中部シルトも制圧し、「全土開放」を22日に宣言する方針です。暫定政権のジブリル首相は20日、トリポリで、「すべての悪魔とカダフィがこの国から消え去ったことを確認する」「新しいリビアの出発のときだ。わが国民は未来を開く」と強調しました。