プロ野球セ・リーグは18日、中日が横浜と3-3で引き分け、2年連続9度目の優勝を決めました。中日は初のセ連覇で、巨人、広島、ヤクルトに次いで4球団目。セの連続優勝は2007年の巨人以来となりました。
今季の中日は首位ヤクルトに一時10ゲーム差をつけられるなど苦戦し、9月22日には今季終了後の落合監督の退任を発表しましたが、直後から猛追を開始。今月6日にヤクルトを抜くと、直接対決4連戦にも全勝して優勝に王手をかけていました。
苦しい試合展開を投手陣がしのいで、しのいで中日が球団史上初の連覇を達成した。お立会いで落合監督は「今季を象徴している」と振り返った。先発ネルソンが4回に4安打を浴びて3失点。しかし、5回以降は救援陣が横浜打線に内野安打1本しか許さない。8回2死1、2塁のピンチも、今季79試合目となった6番手の浅尾が渡辺を遊ゴロにしとめて切り抜ける。そのまま10回まで投げぬき、引き分けに持ち込んだ。
【10月19日付「しんぶん赤旗 」に掲載】