＜北海道電力社長＞ 「やらせ」認めプルサーマル延期へ！

北海道電力泊原発３号機（北海道泊村）のプルサーマル（軽水炉でのプルトニウム利用）計画をめぐる「やらせ」問題で、同社の第三者委員会（委員長・市川茂樹弁護士）が北電の組織的関与を認定したことを受け、佐うる藤佳孝社長は１７日、札幌市の本社で記者会見しました。社長は２０１２年春に予定していたプルサーマルの導入を当面延期する考えを表明しました。

本紙（「しんぶん赤旗 」）が８月２６日付でスクープしたやらせ問題が発覚してから、佐藤社長が公の場に現れたのは初めて。佐藤社長は第三者委員会の報告書を受け入れる考えを表明したうえで、「多大なご迷惑をかけ、信頼を損なう結果となった。深くお詫びする」と陳謝しました。

また社長は、経営責任を明確化するため、自身を含む経営陣４人を言及３０％３ヶ月、２人を同２０％３ヶ月とする処分も発表しました。
【１０月１７日付の「しんぶん赤旗 」に掲載】

【松下ゆたかのコメント】

日本共産党 は、北電の「やらせ」問題を一貫して追及してきました。今回の発端になった関係者の告発も、その共産党 に「真実を明らかにしてほしい」と託されたものです。今回の不正は徹底して解明する必要があります。幕引きは許されません。日本共産党 の真下紀子道議 と「やらせ」スクープで悪事を天下に明らかにした「しんぶん赤旗 」にあっぱれ！