米カリフォルニア州のブラウン知事は10日までに、18歳未満の少年少女を対象に、人工的に紫外線を浴びる日焼けマシンの使用を全面的に禁じる州法案に署名しました。知事室によると、ここまで厳しい州法は全米初。


施工日は来年1月1日。国際がん研究機関(IARC)は日焼けマシンについて、皮膚がんの一種である悪性黒色腫の発生リスクを警告しています。


このため、同州では既に18歳未満の使用には保護者の同意を義務付けていますが、効果はいまひとつ。ロサンゼルスなど都会では若い女性にむしろ大流 行中で「スターバックスやマクドナルドより日焼けサロンの数が多い」(地元紙)ありさま。厳格な対応に踏み切らざるを得ないと知事は判断したようです。