ノルウェーのノーベル賞委員会は7日、今年の平和賞を、女性の権利向上をめざす「非暴力の闘い」に貢献したとして、アフリカ初の大統領エレン・サーリーフ・リベリア大統領(72)、リベリアの平和活動家リーマ・ボウイー氏(39)、イエメンの民主活動家タワックル・カルマン氏(32)の女性3人に授与すると発表した。

女性への平和賞受賞は04年のケニアの環境保護活動家マータイさん(故人)以来7年ぶり。ヤーグラン委員長は「民主主義と恒久平和は女性が社会の全てのレベルで男性と同等に影響を及ぼす機会を持たなければ達成できない」と受賞理由を述べた。

昨年のノーベル平和賞は、「核兵器のない地球お実現」を訴えたアメリカのオバマ大統領が受賞したが、期待が裏切られた感がなくもないが、今回は妥当な受賞だ。日本の女性にも頑張ってもらいたい。