民主党の興石東幹事長は8日のテレビ東京系の番組で、公判中の小沢一郎元代表について「これからもめったに出てこない卓越した政治家だ。小沢氏抜きの民主党もないし、民主党のあしたもない。国民の信頼回復は小沢氏抜きには図れない」と述べ、同党に欠かせない人材と指摘しました。

また、尿管結石で入院した小沢氏から電話で「みんな心配するので入院した。今は痛みは引いている」と連絡があったことを紹介し、{(小沢氏は)元気だった」と語りました。
【10月9日付「しんぶん赤旗」の記事】

【松下ゆたかのコメント】興石氏は、小沢一郎被告について「卓越した指導者」「小沢抜きなら民主党の明日はない」と褒めちぎっていますが、国民感情とは天と地の差も認識がかけ離れ ています。テレビ・新聞の世論調査では「国会への証人喚問を望んでいる人は90%%近くあります。興石氏のような政治家のことを“KY政治家”というので はないでしょうか。

私 は、日本の政治の混迷の1つは、「金権政治」にあると思います。小沢氏は田中角栄の秘蔵っ子といわれ、自民党の幹事長時代から今日まで金権腐敗政治の本流 で、政治をゆがめてきました。田中角栄のロッキード事件の公判を一日たりとも欠席せず、検察との攻防を見届けて「学んだ」そうです。自らの著書に書いています。私は、小沢支配が続くなら、(日本の)政治の浄化もできず、経済も国民生活の再建も図れず、この国は亡んでしまうのではないかとさえ危惧していま す。民主党が小沢一郎と“心中”するのは勝手ですが、国民はたまったものではありません。国会への「証人喚問」に応じないなら、いますぐ議員バッジをはず し、辞職すべきです。政府与党の幹事長の資格なし=興石民主党幹事長に大喝っ!