北海道電力・泊原発(泊村)3号機でのプルサーマル導入に関する国と道主催のシンポジウムをめぐる「やらせ」問題で7日、道議会の特別委員会は同社の河合克彦副社長らを参考人招致しました。日本共産党の真下紀子道議 が質問。北電の隠ぺい体質が改めて浮き彫りになりました。

北電は7月29日、経産省に国主催のシンポジウムで「やらせ」はなかったと報告し、その後「やらせ」が発覚しました。真下道議 が報告をまとめた部署をただすと、「やらせ」に関与した泊原子力事務所渉外課が含まれていたことが判明しました。

「第3者委員会で調査する」と繰り返す北電に真下道議は、シンポ開催当時、佐藤佳孝社長が同社の原子力推進部長だったと指摘。さらに、河合副社長に高橋はるみ知事への献金中止を求めると、「私の政治信条」と継続する意向を示しました。真下道議 は「公益企業としての資格が問われる」と強調し、同3号機の営業運転やプルサーマル計画の中止などを主張しました。
<9月8日付「
しんぶん赤旗 」に掲載>

【松下ゆたかのコメント】
本当にひどい。国に「やらせ」はなかったと報告した直後に、共産党に内部告発があり「やらせ」が発覚したのです。国はなぜ抗議もできず、制裁もできないのですか?民主党政権と北電に大喝っ!共産党の真下紀子道議 と内部告発した人にあっぱれ!