女子サッカーのロンドン5輪アジア最終予選は5日、第3戦が行われ、日本は強豪・オーストラリアを1-0で倒し、3連勝で勝ち点9。8日の北朝鮮に勝つと、3大会連続4度目の5輪出場が決まる。もし、引き分けても、同日のオーストラリアー中国で引き分けか中国が敗れれば5輪出場が決定する。

昨日の試合は、前半に加点のチャンスがたびたびあったが、逃した。しかし、世界1に上り詰めた勝負強さを印象つける試合だった。W杯8強の強豪・オーストラリアを寄せつけず、予選突破に向け、大きなヤマ場をのりこえた。「W杯で築いたサッカーは欧米に向けてのもの」と宮間は力強く語った。

佐々木監督が言うように「DFの辛抱強いプレーのsっ養鯉」という守備も光った。体格に勝る相手のロングボ-ルや1対1の場面でもしっかり対応できた。これも「W杯のドイツ戦の経験が生きた」(佐々木監督)。いずれにしても、「あと1勝」と言わず、全勝でロンドンへの切符をつかんでほしい。「絶対にあきらめない」「がんばれば、必ず希望の明日を迎えることができる」という、なでしこ魂を私たち国民にプレゼントしてほしい。