根っからの増税論者の野田政権の出現により、俄かにあわただしくなってきました。野田首相は真っ先に米倉経団連会長に会い、「財政再建」を約束しています。山根香織主婦連合会会長が、「しんぶん赤旗」日曜版紙上で、消費税増税反対を呼びかけています。


◆新しい内閣が誕生すれば、夢や期待を語りたい。しかし、まったくそんな気持ちにはなれません。失望の連続です。消費税増税や自民党との大連立を明言している野田首相のもとで、増税やTPP(環太平洋連携協定)参加などがドンドン実現されたら大変です。

国民生活第一の政治を実現してほしい・・・という2年前の期待は裏切られ、私たちの暮らしや家計より、大企業を優先する政治が進められてきました。主婦連は消費税の導入にも、税率引き上げにも、ずっと反対してきました。さらなる増税にも反対です。

増税で「痛みを分かち合う」という言葉は、一見美しく響きます。しかし、実際は全然違います。消費税は生活必需品すべてにかかるため、所得の低い人ほど負担が厳しい税金です。家計をやりくりしている主婦にとって、その打撃はとても大きいです。

「増税反対」をはじめ、国民の願いを政治に届けるため、私たちも声をあげていきたい。

【松下ゆたかのコメント】
・大変な悪政が津波のように押しかけてくる前に、広範な国民が力をあわせて、悪政連合反対の闘いに打って出る必要があります。天下分け目の戦いです。“大連合、みんなで進めば怖くない”と悪政をごり押ししたら「共産党が大躍進する」、そういう状況をつくろうではありませんか。がんばりましょう!