毎朝愉しみにしている「おひさま」。先週から安曇野のロケの映像が、目に飛び込んできます。緑あふれる自然のなかで、ドラマは大きく展開していきます。これからどうなるのか?「しんぶん赤旗」に予想記事が載っていたので紹介します。

【「しんぶん赤旗29日付】
タエを不幸にしたと自分を責める川原(金子ノブアキ)なは、陽子(井上真央)の「彼女は幸せだった」との言葉も届きませんでした。1950年、景気が上向き大繁盛する丸庵に、かつての教え子・杏子(金澤美穂)が訪ねてきます。彼女の悲しげな笑顔の事情を知った陽子は、丸庵で働きながら勉強すればいいと提案します。陽子が安曇野へ来たばかりのときに友達だったユキ(橋本真美)が、丸庵を訪ねます。夫婦で独立したユキが安曇野にも店を出したいと語ります。そんなとき丸庵が火事になってしまいます。陽子は、「もっと立派な丸庵を作る」と徳子(樋口可南子)に宣言します。

【松下ゆたかのコメント】
1950年頃はまだ戦争が終わったばかりでしたが、勤勉な国民の努力で産業がみるみる発展し、戦地から引き上げてきた失業者を国鉄などで引き受け、景気が大きく上向いていきました。私が小学校に入学に入学する少し前の思い出とダブって「おひさま」を見ています。安曇野の緑あふれる山河は、子ども時代の原風景そのものです。
陽子をとりまく人間模様もいろいろありますが、新憲法のもとでの温かい人間関係が築かれていくなかで共感できる内容です。今後のドラマ展開が楽しみですね。