なでしこジャパンのフォワードの川澄奈緒美さんが「しんぶん赤旗」日曜版に登場しました。

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しんぶん赤旗 日曜版 8/14日号より掲載

ピンクのヘアバンドがトレードマーク。選手らのネイルアートを彼女が手がけました。サッカーのワールドカップ(W杯)で世界を制した女子日本代表の“おしゃれ部長”は、いま最も忙しい選手の1人です。

「少しでも女子サッカーに興味を持って、試合に足を運んでくれればうれしい」。押し寄せる取材攻勢を積極的にこなす,”宣伝部長”でもあります。「みなさーん。一緒にハッピーバースデーを歌ってくださーい」

W杯後のリーグ戦。試合後、観客にマイクで呼びかける姿がありました。この日、INAC神戸のチームメートが誕生日。それを祝うサプライズで、川澄選手が「3時間かけてつくった」ケーキもプレゼントすると、その選手は感極まわりました。「私って、何か人のためにするのが好きなんです」。屈託のない笑みがこぼれます。

W杯では、シンデレラガールと呼ばれ大活躍。準決勝のスウェーデン戦では初先発。2得点を挙げ、勝利の立役者になりました。私も見ていましたが、流れるようなループシュートは美しい放物線を描いて相手ゴールに突き刺さりました。

決勝戦では、延長前半、ベンチの指示で、右サイドからトップ下にポジションを変更されました。しかし、すぐそのサイドを破られ、失点を喫しました。川澄選手は、「元に戻した方がいいですよ」と監督に進言。監督も「わかった」とポジションを戻しました。そして、勝利に結ぶ1点は川澄選手の足から生まれました。

上から目線でなく監督も選手も何でも言い合える関係。いままでにない結束力の強いチームです。ちなみに佐々木監督は埼玉県の出身です。元気印の川澄奈緒美さんにあっぱれ!

「しんぶん赤旗」日曜版 の実物を見てください。素晴らしい川澄選手の笑顔が大写しで飛び込んできます。迫力満点!