サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で初優勝した日本代表の国民栄誉賞受賞が2日、決まりました。受賞は2009年の故森繁久弥さん以来19例目で、団体に対しては初めて。授賞式は18日に、首相官邸で行われます。スポーツ界ではホームランの世界記録達成で、福田赳夫首相(当時)の発案により1977年に第1号の受賞者となったプロ野球の王貞治氏、柔道の山下康裕氏、プロ野球の衣笠祥雄氏、大相撲の九重親方(元横綱・千代の富士)、マラソン女子の高橋尚子さんに続き6例目。

佐々木監督は緊張した面持ちで「非常に感動している。本当に心が引き締まる思い」「力の差のある相手に、最後まであきらめずにたたっかた。東日本大震災があった中で、そういう闘い方が国民に勇気と感動を与えられたのでは」と語りました。

今後、受賞にふさわしい待遇に改善し、ロンドンオリンピックでの金メダルにつなげてもらいたいですね。被災者の皆さんをはじめ、私たち国民に感動と希望をプレゼントしてくれたなでしこジャパンと佐々木監督にビッグあっぱれ!!