今朝の「しんぶん赤旗」の日刊紙に、日刊「しんぶん赤旗」の購読料改定のお願いが掲載されています。9月から500円値上げして、1ヶ月3400円に改定するお願いです。日刊紙の経営は長期にわたって赤字を続けていましたが、赤字幅が今年に灰って月2億円を超えたとのことです。

「しんぶん赤旗」は1928年の創刊以来、侵略戦争に反対し、自由と民主主義、国民の暮らし、平和を守るために、どんなタブーもなく真実を報道してきました。戦前、哲学者の鶴見俊輔さんは、「『赤旗」』は北斗星」と評し、暗黒の時代に進むべき方向を指し示してくれた唯一の新聞であったことを、語ってくれました。

2年前の「政権交代」で国民が期待したのは、自民党政治からの変化でした。しかし、民主党政権がおしすすめる政治は、どの問題をとっても自民党政治への回帰であり、期待は、いまや、失望、怒りに変わっています。同時に、党略的な政権攻撃にあけくれる自民党に対しても批判が強まっています。被災者そっちのけで政争・内紛を続ける「2大政党」の姿に、国民はあきれはてています。

こうした中で、「赤旗」の果たす役割はいよいよ重要です。2大政党の共通の土台であるアメリカいいなり、財界中心という政治を正し、変えていく展望を持っている「しんぶん赤旗」、新しい政治を求める国民の探求にかたえるものであり、その役割はかけがえのないものです。

たとえば、原発をめぐって、メディアの多くが、財界・大企業、歴代政府のいいなりに「安全神話」の旗振り役となってきたなかで、「しんぶん赤旗」は、その危険性を一貫して具体的に指摘し追及してきました。福島原発事故で、何が起きているのか、なぜ過酷事故が起きたのか、、日本のエネルギー政策はどうあるべきかなど、他のメディアにはない情報や視点で本質に迫る報道を続けて、注目を集めています。

私は、「しんぶん赤旗」を毎朝、隅からすみまで読み、その中で皆さんに伝えたいことをブログに書いて投稿しています。私は「世界一の新聞」と自負しています。この「しんぶん赤旗」の灯火を消すわけにいきません。若いみなさんは、ネットで情報を得ている人が多いと思いますが、この機会にぜひ、「しんぶん赤旗」を購読してください。以前、聞いた話ですが、アメリカの国会図書館に置いてある日本の政党の機関紙は「赤旗」だけということです。情報がまるで洪水か津波のように混流している現在の日本社会にあっても「しんぶん赤旗」は、間違わず進むべき方向を指し示してくれる“北斗星”です。あなたの一生涯の「愛読ペーパー」となることを確信して、「しんぶん赤旗」日刊紙の購読をお薦めします、さいたま市内の方は、「日本共産党さいたま地区委員会」=048(641)1561マデご連絡ください。