岩手県・宮城県の被災地を訪れ「知恵を出さないところは助けない」などと暴言を吐いた松本龍復興担当相が5日、菅直人首相に辞表を提出し、受理されました。。

東日本大震災の救援・復興を担当する閣僚が上からの復興押し付けの暴言をくり返し、就任からわずか9日で辞任したことは、菅直人首相の任命責任と内閣の責任が厳しく問われる事態です。

日本共産党の市田忠義書記局長は5日、国会内で記者会見し、「最も被災者の立場に立つべき復興担当大臣が『知恵を出さないところは助けない』などといったのは、もはや暴言を通り越しており、大臣の資格はない。辞任は当然だ」とのべました。被災地では、「やめて当然」という声とともに一日も早い復興策を望む声がでています。

もはや民主党の中では人材は見当たらない。かと言って、解散・総選挙はやるべきではない。足を引っ張ることしか能がない自民党返しでも策が無いことは自明です。

ではどうするか?私の1つの提案ですが、共産党の力を借りることです。反国民的な政策を基本にした民主党や自民党の内閣に共産党が入閣することはできないが、「脱原発」「震災の救援・復興」の大きな国難を取り除くために、超党派の「救国内閣」をつくるべきです。そして、閣外協力で不破哲三さんには「原子力政策特別補佐官」、志位和夫さんには「復興対策特別補佐官」として、尽力してもらう。きっと、短期間に最悪の事態を乗り越え、明るい未来への展望が開けると確信します。

これは、私の私案ですが、共産党は度量のある政党であり、「国民の苦難を取り除く」ことが立党の精神です。ぜひ、この国が亡ぶ前に、多くの国民が待望する決定的な打開策をみんなで考えてみませんか?