脱原発が世界の流れです!しかし、日本の国内では原発推進勢力の巻き返しが猛威をふるっています。“膨大な利権”を死守したいという電力会社を頂点とする抵抗勢力の策動です。しかし、危険な原発に代わる安心・安全なエネルギーを望む人が急速に大きく広がっているのも事実です。

7・2緊急行動は、そうした状況のもとで時宜を得た集会です。「原発ゼロ」への国民合意をめざして協働するさまざまな団体・個人で結成した、「原発ゼロをめざす7・2緊急行動実行委員会」は29日、記者会見し、安斉育郎(安斉科学・平和事務所所長、放射線防護学)、市原悦子(俳優)、湯川れい子(音楽評論家)の各氏ら著名10氏の呼びかけで7月2日に開催する緊急行動の賛同者や当日の日程などを破ぴょうしました。

同行動は、東京電力福島大原発の事故を受け、国内すべての原発をの計画的廃止と、原発依存のエネルギー政策の転換を求めるもの。呼びかけ人の1人、自由法曹団の菊池紘団長は、これまでの原発行政が原発の危険性についての発言を抑圧し安全だと主張してきた結果が、今回の事故に結びついたと史的。「これからの日本は深い反省の上で、原発ゼロの方向を明確にし、国民の幅広い議論のうえで、(エネルギー政策の)転換をはかるしかありません」と語りました。

同jikkou委員会は、行動の成功へ向けて、学者、文化人、弁護士、医師らに、行動の賛同者となってくれるよう要請し、これまでに吉永小百合さん(俳優)、小山内美江子さん(脚本家)、斉藤貴男さん(ジャーナリスト)ら170人から賛同を得たことを明らかにしました。

この問題は優れて政治問題ではありますが、最終的には広範な国民の動向が決着をつけると考えます。そういう意味で、まさに時宜を得たとりくみで、ぜひ大成功を祈念します。埼玉からは、7月の知事選の予定候補の原富さとるさんも参加します。原富さとるさんは、「原発に依存しない社会の実現」をかかげて出馬します。