政府は24日、東日本大震災の地震や津波による住宅や社会基盤施設などの直接的な被害額が、16.9兆円に達するとの試算を発表しました。1995年の阪神淡路大震災の被害額は9.6兆円で、今回は大きく上回りました。今後の復旧・復興に向けた議論や政策立案の基礎的な資料とします。

政府は3月23日に、被害額を16~25兆円とする推計を発表しており、試算の公表は2回目。今後、被害の詳細が明らかになることで、総額が変動する可能性があるとしています。