東日本大震災、発生から16日目を迎えたが、死者・行方不明者あわせて2万7千人以上と発表されている。家族全員が亡くなったり、町全体が崩壊した りしているので、いまだに全容は定かでない。原発の放射能汚染を避けて避難されている方は、30数万人も郷里を離れて暮らしている。まさに「国難」の大震 災だ。国民が一丸となって救済と復興に頑張らなければならない時だ。


 ところが、民主、自民、公明党は、「いっせい地方選挙は、被害地以外は予定通り執行するべき」と言って、「選挙は全国的に延期すべき」との共産党ら の提案を退けてしまった。それなのに、東京都知事選挙が始まってみると、”第一声”を行ったのは、小池あきら候補だけだ。震災問題など「今後の東京をどう するのか」という大事な問題に、自らの選挙公約も語れない、こんな体たらくでいいのか!自らの大志や政策を打ち出すべきだ。「選挙をやれ!」と言っておい て、選挙が始まったらだんまりを決め込んでしまっていいのか?


 これは、何も都知事選悪挙の事だけではない。さいたま市見沼区では、自民党が呼びかけて予定候補者の会議が開かれた。「選挙活動を自粛しよう」とい う話だったので、共産党の青柳市議が「共産党は正々堂々と政策を訴えていく」と語ると、他党の人は「共産党は日常的に活動しているからいい。我々は、選挙 の時だけだから、パフォーマンス見られてしまう」としみじみ話していたとのこと。であるなら、反省して日常から頑張ってみてはどうかな?・・・





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