福島原発、４基とも制御困難。自衛隊・消防・警察など総力挙げて懸命な努力をしています。
東日本大震災の被害は、発生６日目をむかえ一層拡大しています。死者・行方不明者は１万２４４９人となりました。約４０万人の避難者は疲労の色が濃くなっています。食料や水、燃料不足は深刻で厳しい冷え込みのなか、被災者の健康への影響が懸念されています。
一方、東京電力福島第一原発では、この日も事故が相次ぎ、６基あるうち４基で制御が困難になっています。３号機付近で大量の白煙が上がり、４号機で再び火災が発生しました。周辺では、高い放射線量を検出しています。
いまこそ、「原発安全神話」を見直して、全国の原発を総点検しなければならないと考えます。、原子力委員会のもとに、すべての専門家と専門機関を結集し、万全の対策を講じるべきです。東京電力以外でも優秀な技術者を総結集して難局を乗り切ってほしい。
