1月10日付け「しんぶん赤旗」の一面」トップに、NHK日曜討論に出席した志位委員長の発言要旨が掲載されていた。
志位委員長は、日本経済の最大の問題は大企業の内部留保が244兆円に達する一方、働く人の賃金が、12年間で年・61万円も減り、経済成長が止まった国 になっていると指摘。その上で「この事態を打開するために、「ワンパッケージで賃上げ政策を実行い移すことを提案したい」と述べた。
私は、多くの人との対話の経験から、この提案は時宜にかなったもので大賛成である。その提案の4本柱は次の通り。▽労働者派遣法を抜本改正して非世紀社員 を正社員にする ▽中小企業にきちんと手当てをしながら、最低賃金を自給1000円以上に引き揚げる ▽雇用の7割を抱える中小企業を本格的に支援して、 大企業の労働者との賃金格差をなくしていく ▽日本航空のような無法解雇をやめさせて解雇規制のるーるを強化する。
昨年の国会で、共産党の大門参院議員が「最低賃金引上げは最良の景気対策だ」と強調すると、菅首相は『大変魅力的な提案だ』と応えていたが、新年度予算案の骨格は、相変わらずの「大企業栄えて民滅ぶ」内容だ。各党は、審議拒否などせず、本格的な論戦を期待したい。
志位委員長は、日本経済の最大の問題は大企業の内部留保が244兆円に達する一方、働く人の賃金が、12年間で年・61万円も減り、経済成長が止まった国 になっていると指摘。その上で「この事態を打開するために、「ワンパッケージで賃上げ政策を実行い移すことを提案したい」と述べた。
私は、多くの人との対話の経験から、この提案は時宜にかなったもので大賛成である。その提案の4本柱は次の通り。▽労働者派遣法を抜本改正して非世紀社員 を正社員にする ▽中小企業にきちんと手当てをしながら、最低賃金を自給1000円以上に引き揚げる ▽雇用の7割を抱える中小企業を本格的に支援して、 大企業の労働者との賃金格差をなくしていく ▽日本航空のような無法解雇をやめさせて解雇規制のるーるを強化する。
昨年の国会で、共産党の大門参院議員が「最低賃金引上げは最良の景気対策だ」と強調すると、菅首相は『大変魅力的な提案だ』と応えていたが、新年度予算案の骨格は、相変わらずの「大企業栄えて民滅ぶ」内容だ。各党は、審議拒否などせず、本格的な論戦を期待したい。