住宅のリフォーム(改築)や増築の際に、経費の一部を自治体が補助する「住宅リフォーム助成制度」が全国に広がっています。この制度を実施したところでは、住民に笑顔を広げ、不況で苦しむ中小・零細業者の仕事を増やし、地域経済を活性化させています。

 日本共産党の山川すみえ県議は、昨年の12月県議会で、県に住宅リフォーム助成制度の創設を求めました。上田知事が「検討させる」と答弁、県内の建設業者や職人の切実な要望実現へ前進しました。

 八潮市では、昨年9月議会で制度を拡充し、10~20万円未満の事業は50%の補助、20万円以上は一律10万円の補助とし、新たに内装工事も対象事業に 加えました。その結果、申請が激増し、3週間で300件、3000万円の予算枠を達成しました。そこで、12月議会で2000万円を追加しました。

 このように、この制度は、住民も業者も笑顔になります。また、経済波及効果が大きいために実施した自治体の税収増にもつながり、まさに“1石3鳥”の景気回復の特効薬とも言えるものです。

 私は、神田よしゆき市議とも力をあわせて、この制度を県と市で実現させたいと考えています・その際、県の制度は「市への上乗せ補助」となるようにしたいと考えています。ぜひ、みんなで英知をよせあい、より良い制度として実現できるよう、運動を広げましょう。