こんにちは!
無事にブログ開始から6日が経ちました
いいねをしてくれる方がいると、頑張って続けようと思えます
ありがとうございます
さて、今日は少しまじめに話してみようと思いますチャキーン
日本で報道されている、「アメリカでの物価高騰に関する報道」について、ツッコんでいきます
ポイント1
対象とされる州が毎回NYもしくはCAという大都会(元々物価が高い)
ポイント2
日本と比べられる商品が、ラーメンや寿司などの日本食(輸入品なので元々高い)
ポイント3
円で表記する(これは物価ではなく為替の問題ですよね
)
この3つの掛け算で、あたかもアメリカ全体がものすごーーーーーく物価が高騰しているように見えているなと
これって、逆に考えると、もし今極端な為替変動があって、1ドル150円→1ドル80円位になったとして(2012年での為替相場)、アメリカの報道で、
「日本の物価高騰!東京で売られているアメリカ産リブローズステーキが1パウンド57ドル!!我が国アメリカでは10ドルなので、なんと5.7倍の価格!!日本で生活するのは大変そうだ!!」
(*アメリカの中堅都市ではリブロースは1パウンド10ドル、セール時は5ドルで販売しています。)
と報道されるのと同じような感じではないかと。。。
元々東京は物価が高いですし(ポイント1)
元々日本でアメリカ産のリブローズは1パウンド4600円ほどしますし(ポイント2)↓
為替がこのような極端な状況で、自分側の単位で表記をすれば、そりゃ大きな差になるでしょうよ(ポイント3)
そもそも東京やNY,CAなどの大都会に住んでいる人ばかりではありませんし、物価の高騰の報道なんだったら、こちらではもともとラーメンや寿司は高いですので、現地の食品同士で比べるか、輸入品だったらそれをそのままドル表記のまま比べるべきでは?と思うわけです。そうするとこうなります↓
インフレによるアメリカ都会での日本食の価格変動
ラーメン1杯15ドル→18ドル
中堅都市の場合
ラーメン1杯10ドル→12ドル
といった感じです。確かに上がってはいますし、インフレは起きていますが、こちらに住んでいる人にとっては、少なくとも「ラーメン1杯3000円」という感覚ではないです
もちろん、アメリカに旅行に行く人や、これから移住する人にとっては、為替も含めた価格の違いが重要になると思うので、報道自体はいいのですが、タイトルは「アメリカの物価高騰」ではなく「インフレと円安によるアメリカ旅行の弊害」とかになるのかなと思います
でもこんな風に大げさにしないとインパクトがないので、視聴者が増えないから、報道側もあの手この手で考えるでしょうね
それはそれで仕方がないのかな、とも思うので、視聴する側が自分で考えて、あまり流されすぎず、自分で調べる事が大事かなぁと思います
ではでは、つまらない話に付き合ってくれて、ありがとうございます!
アメリカでの生活に関して質問があれば、お気軽にコメントください