「スーホの白い馬」という物語をご存じでしょうか?
小学校の教科書にも載っています。
中国の北の方(内モンゴル)が舞台、スーホと白い馬の悲しい物語です。
スーホは死んでしまった白い馬の骨を組み立てて楽器を作り、懐に抱いて曲を奏でます。懐
その楽器がモンゴルの民族楽器「馬頭琴」です。
物語とは違い、現在の馬頭琴は木で作られています。
日本では中国語と同じく馬頭琴という呼び方が一般的ですが、
この楽器、実際の名前は「モリンホール」と呼びます。
モンゴル出身のロックバンド「ザ・フー」は子の馬頭琴を使って演奏をしています。
バンドは2016年にモンゴルの首都ウランバートルで結成され、メンバー4人は全員、モンゴルの民族楽器の専門教育を受けています。
日本でも公演を行っています。
今後の活躍が期待できますね。