『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~』喜多川 泰 / 不安が人を動かしている(6)  | 「成幸本」書店

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『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~』


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 こんばんは、本を読んだらハッピーになった_本のコンシェルジュ_神谷あつしです。


 小説の導入部分は、こちら を参考にしてください。


 今日は、全体の中から、自分にとってショックだった言葉を紹介します。


 喜多川さんの本には、たくさんの希望を持たせてくれる言葉がありますが、現状の自分に気が付かせてくれる言葉もあります。


 人間は、自分の居場所、所属する集団がなくなるのを極端に怖がる動物です。


 ですから、「居場所がなくなる」「どこにも所属する場所がない」という恐怖心は人間を行動に駆り立てます。


 ということは、よほど意志の強い人は別として普通の人たちはその恐怖心がなければ、今いる場所がよほど居心地が悪くない限り。


 "行動"自体をしようとしなくなるんです。

 

 まさに、その通りだと感じました。

 

 今の場所でこのまま仕事をしていれば、いつか、この場所を去らなければならなくなる。

 

 だから、体力・気力のあるうちに、個人で通用するような力を身に着けなければならない。。。。


 それには、リスクを覚悟して、今いる場所を去る必要があると思うのだが、いまひとつ行動ができない。


 そんな自分の状態をまさに言い当てられた気がしました。


 そして、次の言葉にもいろいろ感じるところがありました。


 朝から夜遅くまで働き、週に一度の休みさえもほとんど仕事に費やしていた両親の背中を見て、”どうして両親はあんなことが出来るんだろう?大人になったら自分にもできるのかなぁ?”と疑問に思っていました。


 でも、いつかしその謎は解けました。

 大人にとっては、その時しんどいという肉体的苦痛よりも、将来どうなるかわからないという精神的苦痛のほうが耐えられないものだからでしょう。


 その日一日を必死で働けば肉体的には疲労しますが、精神的にはやれることはやったという充実感を得られます。


 そういう毎日を送るほうが、実は楽なのでしょう。


 仕事をしているのはしんどいのは、単に将来への不安に対して働いている部分が多いからなのではないでしょうか。


 自分の現状を気が付くと、次の手が打ちやすくなるんじゃないかと思わせてくれる言葉でした。



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