大谷雅恵主演
ACTOR’S TRASH ASSH 第15回公演「SOUL FLOWER」
夜公演に行ってきた
ASSHさんの舞台を見るのは初めて
いつもマサオやきょもがお世話になってることもあり
わるくは言いたくないが
あんましいい舞台とは思えなかった
大きな感動がなかった・・・って感じかな
何かしらで荒廃した東京
核汚染の影響もあって人はミュータントを生み出している
廃棄物処理場と化した元渋谷のDー地区の人間とミュータント達
おそらく六本木ヒルズの未来であろうヒルズの支配者層
2極化された人間社会の抗争を描く
大谷雅恵のもち曲「ENDLESS LOVE」が主題歌、重要なモチーフとなっている
近未来的とはいえ
瓦礫の山と核汚染は大震災であるし
支配者と被支配者の戦いが
最近の持つもの持たざるものの世界的な運動「99%運動」だし
舞台が現在そのものであることではあるのだが
全体的に話が大きすぎ笹塚ファクトリーという小さな劇場では収まりきれないのではないかなと
舞台より映像化したほうがいい話じゃないかなと
2層化する社会なんざ昔からSFや予言によってさんざ取り上げられてるし(^^;
ヒルズの支配者ジョーカーはその名前のとおりバットマンのジョーカーと
「チャーりーとチョコレート工場」のジョニーデップを足して割ったような役
「クロサワユージ」はミッチー時代の及川光博かっていう(笑)
ちょいとオリジナリティが・・・
笑いのシーンも
おそらくこの劇団、役者さんののファンであろう観客の女性達の笑い声に
「え、ここ笑えるの?」て感じで
感覚が違うのかなと思いました
マサオの歌とアクションシーンだけが良かったなと(^^;
おそらく前もって録音してる効果音に合わせてすべての殺陣のタイミングがあってるのはすごいなと
アニエス役の女優さんの身体能力が半端なかったです
ジョーカーの「痛みを感じない」と「不死身」は別のものだと思うのだが・・・
まあ森ビル関係者に怒られないように(笑)
今日は終演後にトークショー
きょもともう一人の役者さんがゲストで参加
もう一人の方とサガミ役の人の話が面白く
きょもの話はほとんどなかったが(^^;
きょもとマサオが仲よさそうに話してたのでよかった
きょもから「マーシー」という言葉が出てくるとは(^^;
胸熱
マサオの演技を見るのは解散後初めてだけど
演技力つけたなと思った
きーこ(まっしろ)役を自分のものにしてるね
自分のために作られたような舞台が
まるで「メロン記念日物語」のように最後の思い出つくりのように思えてしまう
そんな不安だけが心のこりであった