日テレ55周年記念映画。
浦沢直樹の長大な人気漫画の映画化。3部作の一作目。
自分はこの漫画を読んでない。浦沢氏の漫画は「YAWARA!」を読んだ程度。
映画パンフと映画を見終わった後で、Wikiでその後の展開や内容を把握したぐらいの知識で書いている(^^
見たのは9月12日のレイトショー。
翌13日は東海地方から関東地方にかけて大地震が来るという「よげん」があったでしょ。
まあその前に見ておこうかなと。
(ちなみに13日は何かあったことを考え、自宅待機してました。ほら家族と連絡がつかなくなるとかあったら困るし)
さてその映画感想。
率直に言って
日本の、いや世界が壊れそうな事件が続いてるのに
切迫感のない映画だなと。
羽田空港爆破、国会議事堂爆破、大阪で細菌事件と立て続けに起きてるのに
国民がのんびりしすぎ。確かにテレビを見てるような感覚でいるにしても。
「血のおおみそか」、大晦日と思えない人気の少ない東京。
それこそ連続事件で「戒厳令」的なものが東京に出されているとかの説明がなければ。
「ハプニング」の緊迫感と「クローバーフィールド」の恐怖感があればなあ。
すでに「ともだち教団」が日本を支配していての日本人の生活もコントロールされてるのであればそれはそれで
そういうのが描かれてないと。
友民党が選挙大勝利で異様な雰囲気の国会のシーンとかあれば「ともだち教団」の怖さを感じるしね。
2章以降にはともだち教団の支配する日本が書かれるのだろうけど。
ケンヂの視点だけでなくほかの原っぱメンバーからの視点も描いて欲しかったしなあ。
(「ともだち」が誰かわからないように表現して)
原作にはこれらのことも書いてあるのだろう。
そういった部分での厚みが感じられない。
原作の絵の構図に似せるようこだわったシーンをつなげても映画にはならないんだなと思いました。
漫画で省略されてる部分、描けなかった部分を書いて欲しい・・・
監督、出演者、スタッフが「20世紀少年」ごっこを遊んでるように思いました。
原作の連載開始が1999年。世紀末を迎えるあたりにこの第1章のストーリーが書かれたんだから人気が出たんだろうね。
2008年。現実にはノストラダムスの予言も、コンピュータY2k問題も起こらなかった現在。
現実の歴史と違う歴史を描いてる事になってるから、嘘の話なのだからよりリアリティーがないとなあ。
この映画を見てるのは原作ファン、原作を知ってる人だけじゃないから。
2015年に舞台を移して2章以降ののストーリーもWikiを読む限りあんまし期待できないかなあ(^^;
波晴夫、小泉響子というネーミングががなんだか(^^;
結局
「ともだち」がケンヂ達と「遊びたかった」のではないのでしょうかねー。
「ともだち」は子供時代に戻りたくて世界を70年代に戻したかった。
世界を使っての壮大な遊び。そのために何人の人が死んだんだよ・゚・(ノД‘)・゚・。
、
「トリック」でさんざん怪しい教団を描いてた堤監督の描くともだち教団の異様性の表現はさすがに上手かったと思う。
CGに関しても今まで見た日本映画で一番違和感なく実写と入り込んでいたとおもう。
俳優の子供時代の子役が俳優達にそっくりなことは笑えるほど驚きだった。
自分より5,6歳上の人の話の設定なので、微妙に懐かしさはないんだよなあ。
「はっとりくん」の仮面よりも「仮面ライダー」の仮面を付けてくれればぐらいのの差なんだが。
ウルトラマンよりもガッチャマンになりたい感じで。
自分たちよりもうちょっと下になるとゴレンジャーなどの戦隊ものになるんだろうね。
でもね、いつも野球をしていた神社の境内に秘密基地を作って怒られたことある(^^;
秘密基地遊びは昭和の少年達にとって共通なのかな。
ドンキにー追われて逃げる子供達の自転車がほんと懐かしくて。5段ギアとかピカピカ光るテールランプとか。
そこだけめっちゃ嬉しいシーンであった。