さらにびっくりしたのは、そのキオスクの前に男の人が二人。頭に古タイヤをかけられ、血だらけで顔がはれ上がった状態で座っていました
。びっくりして聞くと、彼らはそのキオスクにあったラジオをもっているところをつかまり、キオスクのオーナーに盗んだ商品のありかについて問いただされているのだとのこと。なんでも容疑者の2人はこの近所にたむろしている浮浪者グループのメンバーで、商品は仲間に渡してしまったので、もうどこにあるか分からないとのこと。
「警察に引き渡さないの?」と聞いてみると、このあと引き渡すことになるとのこと。
警察ではこの類の犯罪者に対して10日間ぐらい勾留しただけて釈放してしまうのが通例のようで、盗まれた側としては損失を少しでも減らすため直接このような形で対応するしかないのです。
悪いことをしたらそれ相応の罰を司法の手によって受けなければいけない。これが原則です。しかし現実問題として、これが警察や司法の手によってなされない以上、自分たちで懲罰を加えるしかないのでしょう。
理屈では分かるものの、やはり嫌悪感は残ります。
しかもこの問題の後ろにさらにドロドロしたものを聞いてしまい、また凹んでしまいました・・・
。この場所にはキオスクが2軒並んであるのですが、数か月前にもう1つのキオスクが2回続けて強盗に襲われたそうです。今回襲われたキオスクは無事だったのに・・・です。で、そのオーナーは当然思ったようです。「何で自分の店だけが襲われるんだ?しかも2回も?!」と。でも証拠は何もありません。で、今回の強盗事件が起こった・・・。
ドライバーに聞いてみました。「今回の事件の背後に隣のキオスクのオーナーが関わってると思う?」
彼の答えは、「多分」。
思わずため息が出ました。
人の恨みを買わずになんとか乗り切りたいものだと切実に思った1日でした。