報告・連絡・相談で敗れる社員達 | 気がつけば、みんな味方!

報告・連絡・相談で敗れる社員達

今までもたくさんの部下を持たせてもらいました。


その中で、報告・連絡・相談という・・・


もっとも根源的な部分で時間を無駄に過ごす男性スタッフが多いことに気がつく。


女性のスタッフは、どちらかと言えば、


報告したい、連絡したい、相談したい、方が多く、


逆に、


いちいち報告しなくてもいいよ!

いちいち連絡しなくても後でまとめてでいいよ!

それは自分でまずは良く考えてから相談してね!


というアドバイスが多かった。


男性は、


都度の報告は一切せず、黙々と結果を追う。

都度の連絡は一切せず、黙々と仕事をする。

都度の相談はせず、単独で結果を追う。


これって、一部の優秀な人間にだけ与えられる特権です。

つまり、放っておいてもやれる人間なので、信頼して任せているという状態。


しかし、これとは違い、


大半の方々が、

月末になって・・・「駄目でした」という報告をする。

伸びない人間の典型的パターンです。


これにハマって欲しくない。


「出来るようになるまでの、出来ない期間」を、

どうやって出来るようにしていく?


やっぱり、上司の助けもいるし、

相談する事で応援が得られたり、

助言が得られたり、

何よりも、自分自身の頭が整理されるはずです。


私は20年にもわたる組織コンサルティングの歴史を振り返って見て、

報告・連絡・相談が苦手な人間は、

出来る限り早い段階でそのことの大切さを分からせるミーティングをした方が良いと思います。

そうでないと・・・たぶん、長い時間かけて、悲しい結末を迎えると思います。


更にいえば、

営業職を辞めて、事務職に転換させないと、

更に酷い結果が待っていることも付け加えておきます。

何故ならば、事務職ならば、「今」をチェックして、

こちら側から対応をしていけますが、


営業職は出て行ったら最後、

本人の中で自己完結して進むからです。

そこには誰も関わってあげることが出来ません。


報連相が出来ない人間は、

バランス思考が出来ません。


何をどのようにして、

チームとして動いていくかのバランスも読めていません。

従って、団体の中にいると何かしらのトラブル要因を発生させます。

皆でコンセンサスを取りながら動く。

これがチーム戦では重要です。


決定的な要因であるこの報連相について、

再度、各組織で考えてみる事をおススメします!