はい、突然のマニアックネタです。

 

旅行に行くたびに動画の編集をしていたのですが、動画を保存する編集用領域を、もう少し高速化したいなーと。

 

OS領域、動画保存領域はSSDにしています。

 

Crucial クルーシャル SSD 1TB MX500 SATA3

 

 

動画編集するためには、やはりパソコンのマシンパワーは必須です。

写真とコメント入れくらいであれば、そこらへんのパソコンでも大丈夫なのですが、動画を扱い始めると、、、かなりパワー食います。

 

自宅のデスクトップパソコンは、ドスパラで購入したゲーミングPCです(パソコンでゲームやりませんけどね(笑))。

 

ドスパラ GALLERIA

・CPU Core-i7 8700 3.2Ghz

・メモリ 24GB

・ハードディスク SSD(SATA3接続)

・グラフィックボード Palit Geforce GTX1060(3GB)

 

そんで、最近のパソコンパーツに疎くなっていたところ、なんかよく見かけるのが、ハードディスクの接続規格でして、

NVMe M2  PCIe3.0x4 という接続形式。

 

今までの主流は、SATA3という接続方式だったのが、NVMe M2  PCIe3.0x4接続にすると、なんと処理速度が爆速化すると。

 

SATA3の場合

  READ 560MB/s WRITE 510MB/s

NVMe M2  PCIe3.0x4

  READ 2000MB/s WRITE 1700MB/s

   ※高級品だと、READ 3000MB/s WRITE 2000MB/sってのもあります。

 

SATA3規格ですと、最大6Gbpsの転送速度だったものが、NVMe規格ですと、32Gbpsまで拡張されるおかげです。

最近の高級ノートPCは、NVMe規格のSSDが装着されています。

 

凄いですよね、2GBのファイルを数秒でコピーできる計算です。

 

で、私のパソコンをよく調べてみると、NVMe M2  PCIe3.0x4の接続スロット付きでした(2年前から気づかず。。。)

 

早速購入。

Crucial SSD M.2 1000GB P1シリーズ

 

めちゃくちゃ小さいのに、こんなんで1TBも入るのか。。。

いやー、めちゃくちゃ早い!!

2GBのファイルコピーが瞬殺で終わります!

 

OS領域をこのNVMeに替えればよいのでしょうが、実は1週間前にCドライブのハードディスクが空き領域不足のため、240GB SSDから1TB SSDに入れ替えやったばかりでした。

なので、OSはとりあえずいいやと。

 

動画や音楽ファイル置き場として、NVMeを使っていきます。

 

ちなみに、Cドライブが使っているハードディスクを入れ替えるとき、ネット上ではフリーツール使えば簡単、とよく紹介されていますが、個人的に「無料のソフトウェアにセキュリティはない」と思ってますんで、Windowsの標準機能でデータ移行しました。

 

知ってさえいれば、それほど難しくはないんですけどねぇ。。。

 

概要

1. Cドライブが使っているハードディスクとは”異なる”ハードディスクに、Windowsのバックアップを取ります。

(1)バックアップと復元 (Windows 7)

  システムイメージの作成 を選択して、USB HDDでもなんでもよいので、Cドライブとは別のHDDに保存する

(2)システム修復ディスクの作成

  バックアップ取得後、システム修復ディスクを作成して、CD-RにOS復旧用のCD-Rを作成

 詳しくはドスパラサイトへ。

 http://faq3.dospara.co.jp/faq/show/4062?site_domain=default

 

これで、バックアップは完了

 

2.Cドライブのハードディスクを取り外す

 

3.新しいハードディスクを取り付ける

 

4.システム修復ディスク(CD-R)を入れて、パソコンを起動し、CD-Rから起動を選ぶ

 

5.「イメージでシステムを回復」を選び、

 事前にCドライブ”以外”に取得したHDDに保存されているデータを選択して、復元する

 

これだけです。

 

240GBのSSDから、1TB SSDに換装完了。

 

ちなみに、Cドライブそのものの領域は240GBのままなので、Cドライブを1TBに拡張するには、DISKPARTコマンドを使って回復パーティションを削除する必要があり、ちょっと知識が必要です。(ネットに情報出てますね。)

 

※知識がない人は、むやみやたらに実行すると壊れるのでやめましょう。。。特にメーカー系パソコン使っている方は、やめた方がいいです。

https://pc-karuma.net/windows-10-delete-recovery-partition-diskpart/

 

で、上記を実施したあとは、Cドライブを拡張するのは、

「ディスクの管理」→「Cドライブを右クリック」→「ディスク領域の拡張」を押すだけです。

 

バックアップさえ終わっていれば、リストアは1時間もかかりませんでした(200GB弱のOSイメージの場合)

 

Cドライブ拡張については、フリーソフトを使ったデータ移行ですと、その辺も臨機応変にやってくれるのは便利ですね。

でもまあ、Windows標準ソフトだけで作業できちゃうので、最近のセキュリティ事故やハッキングなど考えたら、なるべくマイクロソフト純正品だけで完結した方が良いと思います。

 

久しぶりにマニアックネタでした。

 

そうそう、パソコンは所詮は「機械」ですから、いつか壊れます。

そのときに、先ほど示した「システムイメージの作成」をたまーにやっておくと、万一OSが入っているハードディスクが壊れたときでも、復旧できますよ。