先日の記事のとおりで、前輪のフルクラム レーシングゼロはハブシャフトの到着待ちです。
仕方がないので、5年前にロードバイクRIDLEY COMPACT 2010モデルを購入したときについてきた、鉄下駄 SHIMANO R-500を復活させました!
さて、どうなることやら??

仕方がないので、5年前にロードバイクRIDLEY COMPACT 2010モデルを購入したときについてきた、鉄下駄 SHIMANO R-500を復活させました!
さて、どうなることやら??

いざスタート!
・・・・
なんとなーく、発進がもたつくな。。。
鉄下駄R-500のフロント重量 822g(QR含まず
Racing ZERO 604g
ま、仕方ない(笑
しばらく走ってみると、、、、
たしかに加速は重いけど、巡航速度に入ると、、、、
悪くない。
というか、結構安定している。
レーゼロはフロントのスポークが16本で強度を出していますが、鉄下駄R-500は20本のスポークで強度を出しています。
おまけに、R-500はどんな人が乗っても(=体重が重い人)耐えられるように設計されているので、なにげに剛性がありますね。
うーん、、、、、ホイールは奥が深い。
ちなみに、最後に乗ったSHIMANOのホイールはWH-7900 C24-CL DURA-ACEだったので、剛性がまったくないイメージでいました。
DURAホイールは、16本のスチールスポークと、軽量リムで軽快に走るのが売りだったので、横剛性縦剛性ともにあまりなかったんですよね。
今回鉄下駄に5年ぶりに乗ってみて、感心してしまいました(笑
では、いつもの速度(30km/h)で走るとどうなるの??
根岸を抜けて産業道路を八景島方向へ進みます。
ん?
むむっ?
悪くない、というか、やはり巡行に入ると速度が落ちづらい。
もちろん脚を止めると、速度は落ちますけど、思ったより悪くないです。
よし、ならば10tトラックについていって高速巡航するとどうなるのか試してみるか!?
手ごろなトラックはっけーん!!!!!
いざ!!!
(後ろにつく)
加速はつらい(。>0<。)
重い、、、、
でも、、、
50km/hまで乗せると、意外や意外。
車速が落ちません!
5年ぶりにホイールを動かしたこともあって、グリスがなじんできたせいもあるかもしれませんね(^-^;
リム重量があるので、結構慣性が効きますね。
うーん、やはり平地を高速巡航するには、ある程度リム重量があった方が楽なのかもしれません。
カーボンディープリムのホイールだって、リム重量は結構ありますもんね。
※カーボンチューブラーだと、レーゼロより軽いかも。。。
結局、産業道路はトラックに引っ張られて高速移動。
R-500、鉄下駄と揶揄されるけど、意外といいじゃないの!(≧▽≦)
ただし、後輪はレーゼロなので、前後鉄下駄にしたら嫌気がさすかも(笑
八景島を抜けて、横須賀を目指します。
ここからは軽いアップダウンがありますけど、ここも重量がある鉄下駄ホイールなので、軽い緩斜面は本当に車速が落ちません!!!
グイグイペダルを踏んでやれば、速度がほとんど落ちずに登れますね!
緩斜面への進入時は、下手したらレーゼロより速いかも(笑
アップダウンを気持ちよくクリアして、横須賀のいつものコンビニへ。
さてどうするか。
霧雨が降ってきたので、コーヒー飲んで休憩し、せっかくなので鉄下駄でヒルクライムやってみようかと。
雨が止んだのを確認し。
やってきたのは湘南国際村。
どうなるか!?
加速がつらいのは事実ですけど、一度速度が乗ってしまえば、車速が落ちにくいのでそんなにつらくもないです。
とはいえ、重量増であることには変わりないので、よいことだけではないですね(~-^;
無事に登り切り!
さぁ、ここからはダウンヒルテスト。
いつものレーゼロだと、縦剛性 横剛性が高いので、ダウンヒルは速く、かつコーナリング性能もかなりのものです!
今回はフロントに鉄下駄なので、コーナリングテストにはもってこい!
タイヤはイコール条件であるVittoria OpenCorsa CX3です。
いつもの直角コーナーへ。
レーゼロだと30km/hちょいで曲がれます。
R-500は!?
34km/hでギリギリクリア!
おおーー!!!
鉄下駄すごいぞ!!!(≧▽≦)
みなさん、鉄下駄なんてクソホイールだとおっしゃってますけど、こうやって比較してみると悪いことだけではないようですよ(^-^)
加速がしんどいのは事実ですけどね(笑
ダウンヒルでは、レーゼロみたいに漕がずに恐ろしい速度になることはありません。
ちょっとずつ加速していきます。
ただ、ペダルを回して踏み込んでやれば、レーゼロと同じ速度には到達できますし、そこから先は漕がなくても本当に速度落ちがにぶくなるので楽といえば楽です(^-^)
新しい機材ではないんですが、新発見があり、楽しくなってきました(笑
長者が先海岸へ。
今日は湿気がひどくて疲れたので、相模湾を観ながら休憩です。
波の音は癒されますね(´∀`)
復活してきたので、今日はロングやらずに帰りますか。
午前10時を過ぎて暑くなってきましたし(^^;
鎌倉へ。
R-500で来たので記念に。
おもえば、このR-500との思い出はいろいろあります。
無知ゆえに、箱根旧道に迷い込んで登り切れずに撃沈したり。
ちなみに、このフロントR-500は二代目で、初代フロントR-500は納車後4日目のライドで縁石にぶつけておしゃかにしました(爆
いやー、思い出のホイールです(笑
帰りは鎌倉街道を使って横浜方面へ戻っていきます。
さ、巡航だ!!
加速は相変わらずつらいものの、一度速度に乗ってしまえば本当に楽。
路線バスのスリップを使うと、かるーく45km/h巡行できちゃいます!!
45km/hに達してしまえば、レーゼロは脚を止めるとすぐに減速しちゃいますけど、R-500はそこから粘ってくれるので助かります。
重いホイールには、重いホイールのメリットがあるってことですね(^-^)
ただ欠点も。
交差点が赤信号になったので、レーゼロのつもりで減速すると、止まりません(爆
ブレーキの利きが悪いというよりは、慣性が効いているので本気でブレーキかけないと止まり切れず、ついリアロックさせることもしばしば(笑
うーん、いいんだか悪いんだか(^-^;
R-500は初心者向けなのでそんなに速度を出さなければ問題はないものの、
慣れてきて50km/h近く出すようになると、もう少しブレーキ性能欲しいですね(^-^;
レーゼロはもっとブレーキ効きます!!
帰りに、横浜市中区役所へ。

日本が住みやすくなるといいなーと願って投票!!
帰りにY'S ROADへ立ち寄り、カーボンディープリムとにらめっこしてました(爆
無事に帰ってこれたので、R-500とレーゼロの比較レポなんぞ。
比較項目 レーゼロ R-500(フロントのみの比較です
加速 ○ ×(リム重量がかなり違います
巡航 △ ○(速度維持は鉄下駄の勝ち
登坂 ○ ○(激坂でなければ、フロント限定であれば差異なし
制動 ○ ×(マジでとまらねーっす
剛性 ○ ○(20Hのスポークのおかげで、剛性は主観では差異なし
ということで、加速減速以外は、鉄下駄もレーゼロも変わりませんよ(^^)
これに疲労度、という項目が加わると、、、、
ストップアンドゴーを繰り返すならレーゼロの勝ち。
信号がないところを一定速度で走るなら、鉄下駄の勝ちでしょうね。
帰宅後。
5年ぶりに乗ったので、鉄下駄メンテをしようかと。
レーゼロのハブシャフトが届くまで2~3週間かかりそうですし、鉄下駄にしばらくお世話になりますしね(笑
昔ながらのホイールなので、六角レンチではなく、14mmスパナとモンキーレンチをつかってハブを外します。
意外と汚れてなかったです!リアは汚れてるんでしょうけど、乗る予定ないのでフロントだけ(笑
部品をばらします。
ボールレース。
グリスは真っ黒ではなく、ちょっと茶色っぽかっただけで、乳化まではしてませんでした(^-^)
ここでDURAグリスを塗り込みます。
このあとは球当たり調整。
DURAハブだと、デジタルアジャスト機能があり、指で調整できて簡単なのですが、R-500はスパナでねじこんでいきます。
まー、この辺は過去DURAホイールで何度もやった作業なので、すぐに終わりました(^-^)
回転テストをやってみましたが、そんなに変わるもんでもなく。
手でホイールを回すと、やはり重さがあり、回しはじめは重いですね(^-^;
ただし、一度回してしまえば回転はある程度維持してくれます。
レーゼロのUSBハブほどではないですけど、重量がかかってない状態での回転維持比較はあまり意味がないのと、DURAグリスは粘性高いですからね、こればっかりは仕方ないです。
カンパのグリスは本当に粘性が低いので、回転がいいのは仕方ないです。
ふー、しばらく鉄下駄で楽しんでみます(笑
本当は、WH-9000 DURA-ACE C50-TU(チューブラー)にでも手を出そうかと悩んでましたけど、、、、
なんと!!!
ついに9100 DURA-ACEシリーズの発表が!!!!
今度は40mmハイトのチューブラー/クリンチャーホイールが出るとのこと!!!
http://duraace.com/global/ja
買うなら9100っしょ!!!