■ 関連資料
この提携が実現する背景としては、セブン&アイホールディングの子会社である西武/そごうがポイントシステムを導入しているミレニアムカードやクラブオンカードはクレディセゾンが運営しているということだと思います。
提携内容は、アイワイカードを発行しているセブン&アイフィナンシャルグループとクレディセゾンが合弁会社を設立し、そこにセブン&アイフィナンシャルグループのカード事業とクレディセゾンのミレニアムカードおよびクラブオンカードの事業を統合させることが目的の一つに挙げられています。
・・・ということは、私が現在持っているそごうミレニアムカードも近い将来セゾン発行ではなくなるということになります。^^;
さて、まだ具体的な提携内容はこれから検討されるのだと思いますが、この基本合意を元に起こりうることを勝手に想像してみたいと思います。^^
まずカード事業の統合により現在のカードポイントシステムが新しくなります。
アイワイカードは1ポイント=1円としてイトーヨーカドーなどで利用することができ、一方のミレニアムカードは一定のポイントで商品券に交換することができます。
利便性を考えると、1ポイント=1円で次回のお買い物から利用できるというのが望ましいと思います。
また、電子マネーnanacoへのポイント交換も検討材料でしょう。
これが実現すれば、そごう/西武でnanacoが使えるようになる可能性がありますから、nanacoの取扱高の増加を見込むことができます。
このあたりはやはりWAONを意識してくるように思います。
完全移行まではまだ数年かかるようですが、昨今のカード業界情勢を考えると事業提携や事業統合は有力な選択肢の一つになっているようですね。