やっと我が家にもSIGNATUREの5月号が届きました。
特集は、スウェーデン。ガラス工芸の紹介です。
スウェーデンといえば、最近では世界有数の福祉国家というイメージに加えて、IKEAやH&Mといった家具・工芸・ファッションの分野でも注目を集めています。
また、往年の名アーティスト「アバ」をはじめ、「カーディガンズ」や「クラウドベリー・ジャム」といった「スウェディッシュ・ポップ」もはずすことはできません。
時を同じくして、先日民放の報道番組で北欧の国々を特集していました。
スウェーデンをはじめ、フィンランド、デンマーク、ノルウェー、アイスランドの北欧諸国のGDPをすべて足し合わせても日本のGDPには届かないそうです。
しかし、それを国民一人当たりに換算すると、日本はどの国にも勝っていないというのが現状だそうです。
ちなみに、北欧の中心都市であるスウェーデンの首都ストックホルムでさえ、人口は80万人程度です。
北欧にはノキアやエリクソンといった世界有数のIT企業もありますが、それでも経済国家ではなく、生活環境や教育、福祉の水準の高い国であり続けるということは、本当の意味での「豊かさ」を知っている国なのではないかと思います。
学校教育、医療、福祉、子育てに関する費用はほとんど無料(=税金からの捻出)であり、人々が安心して生活できることの裏づけです。
少し本の内容と話が逸れましたが、読み終えてそんなことを感じました。