浜名湖花博2024(フラワーパーク)

5月23日に、浜名湖で開催中の花博2024、フラワーパークを訪れました。9時30分頃到着、平日なので、駐車場にはまだ余裕があります。フラワーパークに隣接して浜松市動物園があります。そのせいか、家族連れが多いように感じます。

 

フラワーパークは花を見せるのが趣旨で、ガーデンパークのような、庭造りのヒントを提案するといったものではなく、ただ綺麗な花を見て楽しんでください、という感じです。解説めいたものはなく、広い公園に季節に合わせた花が植えられています。

 

会場の地図を見ると、桜並木とか、大花壇とか、藤棚とか、スイセンの園などと記載されており、様々な花が植えられている様子がわかります。しかし、それぞれの花には時期がありますから、いつでも見られるわけではありません。桜やスイセンが終わっていることは当然としても、藤の花も終わっており、大花壇へ行っても何もなく、ただ土壌が広がっているだけの空間しかなかったのは残念でした。

 

5月下旬の旬はバラです。ローズガーデンへ行くと、バラが咲き誇っており、見栄えがします。とても綺麗でした。

(ローズガーデン)

バラを堪能してから大花壇へ降りたのですが、何もなく、桜並木を歩きましたが、桜が咲いているはずもなく、藤棚の方へ歩いて行くも、藤は終わっています。咲いていたのはアジサイ、ツツジ、花菖蒲です。長フジ棚の横にあったスマイルガーデンは、咲いている花の色を(紫、黄色、ピンクなど)場所によって変化させていくという手法が取られており、楽しい庭でした。

(スマイルガーデン)

フラワーパークは広々とした公園内に、様々な花が植えられている、素晴らしい場所なのですが、場所によっては花が終わっていて見どころがない、寂しい場所もあります。広い分だけ余計にその寂しさを感じます。おそらく、時期を変えて何度も訪れると、季節ごとの花の移り変わりを感じられて楽しめた事でしょう。

 

公園内を一通り見て、最後にクリスタルパレスという温室へ行きました。ここが結構面白かった。温室の中に建物を模した場所があり、写真映えします。温室内も、解説を読みながら熱帯の珍しい植物を見て、興味深いものがありました。

(クリスタルパレスと噴水公園)

ガーデンパークとフラワーパークの両方を見て、私にとってはガーデンパークの方が興味深いと感じましたが、きっと、私が高齢者の仲間入りをしているからでしょう。あるいは、桜とチューリップの時期に訪れたなら、フラワーパークの方がより印象に残ったかもしれません。どちらも、6月に終了し、しばらく休園となるようです。

 

今回、花博を訪れる目的で浜名湖まで来ました。浜名湖は鰻をはじめ、新鮮な魚介類を楽しむことができる風光明媚な場所です。花博終了後も2つの公園は形を変えてオープンするでしょう。また季節を変えて訪れたいと思える良い場所でした。