ドナウ川クルーズの旅(乗船) 

 

プラハに集合してから四日目でプラハを出発し、バスで次の目的地に向かいます。到着したのはプルゼニという街です。ピルスナービールの生産地として有名な場所だそうですが、私はよく知りません。簡単に街を案内してもらい、各自昼食をとってから再度バスに乗車して、ニュルンベルクの近くに停泊しているクルーズ船に向かいました。

 

どうしてプラハから直接ニュルンベルクへ向かわないのか今でも不思議ですが、昼食をとる場所としてちょうど良いからでしょうか?ビールの好きな人にとってプルゼニは楽しい場所なのかもしれません。

 

四日目にようやく船に乗り込みました。AMAviolaという船で、外見はこんな感じ。

 

私の部屋はこんな感じです。

 

乗船後はデッキに出たり、ラウンジでくつろいだりして過ごします。この日の夕食後、船のラウンジで女性歌手がいくつか歌を歌ってくれました。この方は10ヶ国語の歌を唄えるそうで、英語だけでなく、フランス語やイタリア語、ドイツ語、スペイン語の歌を次々と歌って披露してくれました。こんな人です。

 

クルーズ船に乗船後は船で食事が出るので、食事の心配は不要です。朝食と昼食はレストランとラウンジの2箇所で提供されます。コーヒー、紅茶、ソフトドリンクはいつでもラウンジで提供されます。別料金を払えばお酒も飲めます。

 

AMAwaterwaysのクルーズは食事がアピールポイントで、とても凝った、美味しい料理を提供頂きました。夕食のメニューは毎日変わりますが、クルーズの場所にちなんでドイツ料理、オーストリア料理、ハンガリー料理などが出されました。ワインも毎日違うものを出してくれます。いつも説明してくれるのですが、私はお酒が飲めないし、ワインの知識はゼロなので、理解できません。何度か赤ワインを頂きました。美味しいと思いましたが、細かい違いなど分かりません。おそらく、ワインに詳しい人にとってはとても楽しい時間を過ごせたのだろうと思います。

 

リバークルーズ船の乗客は60名程度だったと思いますが、クルーの数が多く、食事などは至れり尽くせりでした。部屋の清掃なども、日に何度か部屋に入って、ベッドメイキングをしてくれたり、夕食後にはカーテンを閉めたり、枕元にチョコレートを置いてくれたりと、サービスが行き届いています。

 

クルーズ料金はかなり高額なのですが、ゆっくりと川を下り、美味しい食事と清潔なベッドでくつろげる贅沢な旅行を楽しむことができます。乗客数の多い、外洋の大型クルーズ船とはまた一味違う船旅を楽しめるので、旅行の好きな人なら一度は体験してみる価値があるのではないでしょうか。

 

この日、船は停泊しており、翌日の午後からようやくリバークルーズが始まります。